ニュースで円高とか円安とか聞くけど、いまいちわからない。
どんな意味なのか教えてほしい。
円高と円安ってどっちがいいの?
このようなお悩みにお答えします。
テレビのニュースなどで、『円高、円安』とか耳にすることがあると思います。
円が高い、円が安いってどういうこと・・・?
なんとなーくわかるけど、質問されると答えられない人が多いと思います。
はずかしながら僕もそうなんです。
仕事で株価とか為替の話が出ることがあるんですけど、わかってるふりを実はしていました・・・
さすがに知らないとまずいと思い、社会人として必要な経済と政治のことが5時間でざっと学べるで勉強しました。
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1ドルが90円から80円になったとき、どうして”円高”になるのか。
数字が小さくなったのだから、円の価値が下がったのではないか?
引用:
円高円安について、はじめにぶつかる疑問ではないでしょうか。
僕も良くわからなかったんですが、池上彰さんの本を読んで理解できました。
社会人の学び直しにいい課題だと思います。
一緒に円高円安について考えてみませんか?
- 円高、円安とは?
- メリット・デメリット
- 円高と円安はどっちがいいのか?
円高、円安とは?
さっそくですが、結論です!
円高、円安とは?
外国の通貨に対して、円の価値が高いか安いかのこと
冒頭の疑問をもう一度みてみます。
1ドル90円が80円になったとき、どうして”円高”になるのか?
これは、1ドル90円で交換できたものが、80円で交換できるようになったということ。
・・・ちょっとしっくりこない?
円から見て考えるとわかりやすくなります。
90円で1ドルと交換していたものが、80円で交換できるようになった。
つまり、円の価値が高くなった >>> 円高と言えます。
外国の通貨はいろいろありますが、ドルで考えられることが多いです。
なぜなら、ドルは世界一の流通量で世界の基軸通貨と言われています。
なので、ドルと円をくらべて円の価値が高いか安いかを見ます。
円高の説明
円高とは、ドルに対して円の価値が高いことです。
ニュースで”円高ドル安”って聞くことがあると思います。
上の図のように、円の価値が高くてドルの価値が低い(安い)ということです。
円安の説明
円安とは円の価値が低くなり安いということです。
ドルの価値が高くなります。
なので、”円安ドル高”と言われます。
円とドルの価格に基準価格はありません。
いくらになったら円高で、いくらになったら円安というものではないのです。
なので、よくベースとして表されるのが、1ドル=100円。
金額を入れてみるとわかりやすくなります。
図で見ていきましょう。
ドルを円に交換するイメージで考えてみます。
ドルを円に両替した場合
- 1ドル=100円
- 100ドル=10,000円
円の価値が高くなるとどうでしょうか?
円高:両替で考えてみる
1ドルが80円になったとします。
円が高いので1ドルが80円と交換になるということになります。
1ドルは80円なので、100ドル=8,000円になる。
1ドル100円とくらべると1ドル80円は、円の価値が高くなっています。
ドルが安くなり、20円の円高ということです。
”円高ドル安”になります。
逆に円の価値が低くなったらどうでしょうか?
円安:両替で考えてみる
1ドルが200円になったとします。
円が安いので1ドルが200円と交換になります。
1ドルは200円なので、100ドル=20,000円になる。
1ドル100円とくらべると1ドル200円は、円の価値が下がり安くなっています。
ドルが高くなり、100円の円安ということです。
円が安いので、多くのドルと交換できることになります。
なので、”円安ドル高”です。
円高円安のメリットとデメリット
円高と円安にはメリットとデメリットがあります。
どんなことがあるか見ていきましょう。
円高メリット
円高だと海外のブランド品が安く買えるよ!
海外旅行も安く行けるね。
- 円高は輸入にメリット大
- 輸入品の価格が下がる
- 値下げ効果で輸入業者の売上アップ
- 海外旅行も安く行ける
- 海外のブランド品も安くなる
円高はドルに対して円の価値が高くなります。
なので、輸入業者は少ない円の支払いで商品を輸入できます。
安く仕入れることができるので、安く販売ができ商品が売れやすくなります。
輸入業者の売上が増え、儲かるということです。
円安メリット
円安になると日本の製品が値下がりになるんだよ。
安くなるから日本の製品が売れるので、輸出企業が儲かります。
- 円安は輸出にメリット大
- 輸出品の価格が下がる
- 海外で日本製品が売れやすくなる
- 海外からの観光客が増える
- インバウンド消費が増える
円安はドルに対して円の価値が低くなります。
ドルの価値は高くなるので円が安くなり、海外で日本製品を安く買うことができます。
安くなれば日本製品が海外で売れやすくなります。
なので、輸出企業は売上が増え儲かるということです。
また、日本へ海外からの旅行者が増え、インバウンド消費に期待がもてます。
『爆買い』と言われる消費が良い例ですね。
円高デメリット
- 円高はドルの価値が下がり日本製品の値上がりになる
- 海外で日本製品が売れなくなる
- 輸出企業にはデメリット
円高は輸入にはメリットがありましたが、輸出で見ればデメリットになります。
円安デメリット
- 円安は円の価値が下がるため、輸入品の価格が上がる
- 輸入の食品や日用品の値上がり
- ガソリンの値上がり
- 輸入企業にデメリット
円安は輸出にはメリットがありましたが、輸入にはデメリットになります。
円高と円安はどっちがいいのか?
むずかしい問題です。
実は、どちらがいいとも言えないのです・・・
えっ?てなりますよね。
理由を説明します。
メリット、デメリットの説明でもありましたが、円高と円安は、輸入企業、輸出企業の立場で見方が変わります。
- 輸入企業=円高がいい
- 輸出企業=円安がいい
日本は輸出大国なので、海外で製品が売れる”円安”のほうが、日本経済にとっては良いとも言える。
どちらかと言えば”円安”の方が国内経済にとってはメリットが大きい。
まとめ
それでは要点のまとめです。
外国通貨に対して、円の価値が高いか安いかのこと
円高のまとめ
- 円高は円が高くなるので、安く輸入ができる
- 日本で輸入品が安く買える
- 輸入にメリットがあり、輸入業者は儲かる
- 海外では日本製品の値上がりになる
- 輸出業者にはデメリット
円安のまとめ
- 円安は円が安くなるので、海外で日本製品が安く買える
- 海外で日本製品が売れやすくなる
- 輸出にメリットがあり、輸出業者は儲かる
- 海外の製品は値上がりになる
- 輸入業者にはデメリット
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