株式投資をしていると、「買った銘柄が値下がりしてしまった…」という経験ありますよね?
そんなときに活用できるのがナンピンという手法です。
ナンピンとは、株価が下がったときに追加で買い増しを行い、平均取得単価を下げることで、株価が回復した際に損失を早く解消できるようにする投資手法です。

本記事では、ナンピン計算の方法と、便利な自動計算ツールをご紹介します。
目次
株|ナンピン計算
手動で計算するのは少し面倒ですが、当ブログではナンピン計算を自動で行うツールを用意しました!



以下のフォームに数値を入力すると、自動で平均取得単価を計算してくれます。
ナンピン計算ツール
ナンピン計算の基本式
ナンピン計算の基本的な計算式は以下の通りです。
ナンピンの平均取得単価は以下の式で計算されます:
\[
\text{平均取得単価} = \frac{(\text{最初の購入株価} \times \text{最初の株数}) + (\text{ナンピン買い株価} \times \text{ナンピン買い株数})}{\text{最初の株数} + \text{ナンピン買い株数}}
\]
例えば、以下のような場合を考えます。
- 最初に1000円で100株購入
- 株価が800円に下落
- 追加で800円の株を100株購入(ナンピン)
このとき、平均取得単価は900円となります。
これにより、株価が900円まで回復すれば損益が±0になる計算です。
ナンピンのメリット・デメリット


✅ メリット
- 平均取得単価を下げられる → 株価が回復すれば損失を早く解消できる
- 長期的に成長が見込める銘柄なら有効
- 資金管理が適切ならリスクヘッジにもなる
❌ デメリット
- さらに下落すると損失が拡大するリスク
- ナンピンしすぎると資金が拘束される
- 下落トレンドの銘柄にナンピンすると危険
ナンピンは万能な手法ではなく、「この銘柄は将来的に回復するのか?」をしっかり分析することが重要です。
まとめ
ナンピンは、株価が下落した際にリスクを抑えつつ、回復時に損失を解消しやすくする投資戦略です。ただし、むやみにナンピンを繰り返すと損失が膨らむリスクもあるため、慎重に活用しましょう。



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